2018年6月25日 10:00
夫婦別姓のメリット・デメリットとは? 様々な角度から徹底分析!
子どもがどちらかの姓を選択する
デメリットというよりは、夫婦別姓を実現させようと考えたときに浮かぶ問題です。夫婦別姓にすると決めたら、子どもの姓をどちらの姓にすべきか話し合わなければいけません。子どもがすでにいる場合、選ぶ際の苦悩や、選ばれなかったときの苦悩どちらも考えられます。
また大きくなったとき、「なぜママ(パパ)と苗字が違うんだろう」という疑問や混乱が生まれたり、万が一離婚することになり子どもと姓が違う場合、子どもの姓だけを変更することに。子どもの健全な育成に影響が出る可能性が考えられます。
現法で夫婦別姓を選択する際のデメリット
夫婦別姓は法律上まだ認められていません。そのため、法的には婚姻関係ではない状態である「事実婚」を選択するかたもいます。そうした場合のデメリットについてご紹介します。
公的サービスが受けられない
相続税の控除・所得税の配偶者控除・医療費控除の合算などができないなど、事実婚には税金関係の権利がありません。
また、どちらかが救急車で運ばれたときに夫婦の証明が大変といった、各種サービスを受けることができない、できたとしても説明が面倒だというデメリットがあります。