くらし情報『介護保険料いつからいつまで払う? 平均保険料と費用の負担割合とは』

2019年1月10日 20:30

介護保険料いつからいつまで払う? 平均保険料と費用の負担割合とは

65歳以上の介護保険料の計算方法
65歳以上の介護保険料は、各市町村が3年ごとに決める基準額をベースに計算されます。

介護保険料=市町村ごとの基準額×負担能力に応じた保険料段階区分ごとに定められた割合

厚生労働省が発表した平成30年度~32年度の全国の介護保険料基準額の平均(月額・加重平均※)は、5,869円。
※加重平均:平均する各項の条件の違いを考慮にいれて、対応する重みをつけてから平均する方法
各都道府県の保険料基準額は、最大が沖縄県の6,854円、最小が埼玉県の5,058円と、地域により大きな開きがあります。

平成30年度~32年度各都道府県平均保険料基準額一覧|厚生労働省

介護保険料の減免制度
経済的な理由で上の計算方法で算出された保険料の支払いが難しい場合、市町村に申請することで、介護保険料の減免を受けられることがあります。

制度が適用される可能性があるのは、次のようなケースです。

  • 本人または主に生計を担っている人が、震災や火災などの災害によって、財産に大きな損害を受けた場合
  • 主に生計を担っている人が、死亡または災害によって行方不明になった場合
  • 主に生計を担っている人が、心身の重大な障がいや長期入院によって、収入が大きく減少した場合
  • 主に生計を担っている人の収入が、事業の休廃止や失業、災害による被害などによって、大きく減少した場合
  • 本人が刑事施設などに拘禁された場合
  • 生活保護基準程度に満たない収入や資産の世帯で、一定要件に該当する場合
など

減免制度は、自治体によって運用が異なることがあります。

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