Travis Japan中村海人、“共感できたらヤバい”役に奮闘「貪欲に食らいついていこう」 変わった役作り?も実行【インタビュー】
といい切るほどのモテ男で女好き。柊斗から、成美との不倫を持ちかけられ、高額な報酬で引き受ける。最初は金目的だったが次第に惹(ひ)かれ始めてしまう。成美に対して本気になっていく自分と、友人である柊斗を裏切ることができない自分との葛藤に苦しむこととなる…といった複雑なポジションを演じる。
■原作瑞希の“イケメン”具合がプレッシャー「僕で大丈夫かな」
――まず自分の役をどういうふうに捉えて、どうやって演じようと思いましたか。
初めにこの作品を一通り読ませていただいた時に、柏木瑞希という役はすごく自分に自信があるのだろうなと感じました。瑞希自身いろんな女性の方に手を出して、そこには多分本当の愛はないんだろうなとか、女性の方に対しての接し方が多分瑞希は完璧なんだろうなって。だからこそ、自分の中でどういうふうに瑞希と向き合えばいいのかなと考えました。
小説や漫画を読んでいるうちに、僕の頭の中で『瑞希ってこういうふうなしゃべり方なんだろうな』とどんどん明確になっていきました。――しゃべり方も割とすごく甘いというか。
そう、甘いんですよ。最初、頭の中で再生されたのが、語尾がめっちゃ優しい人なんだろうな、と。