Travis Japan中村海人、“共感できたらヤバい”役に奮闘「貪欲に食らいついていこう」 変わった役作り?も実行【インタビュー】
だから、言葉の話し方の優しさは、現場に入る前はすごく意識していました。
――そのアイディアをもって現場に入って監督の反応はいかがでしたか。
そうですね。監督の中でもやっぱり考えがあったので、監督の意見をいただきながら調整していきましたね。
――監督の言葉で印象的だったことや演じる上でヒントになったことはありますか。
僕自身、ドラマに出させていただくのがこれで3本目。慣れているわけじゃないので、やっぱりすごくぎこちない時も多かったと思うんですよ。でもその中で監督から『もっと普段通りにやってみてもいいんじゃない?』『無理してその役を作りすぎなくてもいいんだよ』と声をいただけた時は、1個、自分の中でそれでもいいんだなって思えました。
別に役に寄り添わないとかじゃなくて、その役をまとった状態で、自分を出せるようになれたらもっといいんだな、と確認できましたね。
――実はすごく難しそうです。
マジで難しいですね。本当に経験があるわけじゃないので、こうして現場に立たせてもらって、監督の声や、共演者の方の声を本当に1個1個自分の中で受け入れていかないと、ひねくれた演技しそうだなって思っているので、柔軟に吸収できているんじゃないかな。