くらし情報『『スカイキャッスル』日本版ローカライズは成功? 韓国版にはない要素と松下奈緒ら“ハマり役”キャスティングで好調』

『スカイキャッスル』日本版ローカライズは成功? 韓国版にはない要素と松下奈緒ら“ハマり役”キャスティングで好調

が書き進めている小説」が最終回への大事なカギだという碓井氏。「小説がどんな結末で、それがスカイキャッスルの住人たちにどのような影響を与えるのか。さらに冴島香織(戸田菜穂)の死の真相にも、九条との関係から新たな光が当たりそうです」

今後、『人は過去に縛られて生きている。そして過去は残酷なまでに今を侵食する』という泉の言葉通り、登場人物全員がじわじわと追い込まれていく。果たして、崩壊の先の再生はあるのか。最終の最後まで、危うさの王城『スカイキャッスル』から目が離せない。

※5日放送の『スカイキャッスル』はサッカーW杯最終予選のため休止。次回第7話の放送は12日午後9時を予定している。


■碓井広義(ウスイ・ヒロヨシ)プロフィール
1955(昭和30)年、長野県生まれ。メディア文化評論家。2020(令和2)年3月まで上智大学文学部新聞学科教授(メディア文化論)。慶應義塾大学法学部政治学科卒。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。1981年、テレビマンユニオンに参加、以後20年間ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に『人間ドキュメント 夏目雅子物語』など。
著書に『テレビの教科書』、『ドラマへの遺言』(倉本聰との共著)など、編著に『倉本聰の言葉――ドラマの中の名言』がある。

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