松本若菜、2期連続ドラマ主演も意識変わらず「いただいた役をやりきるしかない」【インタビュー】
そういう気持ちでいるので悲劇のヒロインにはならないようにというのを思いながら演じています。今回の役も自分のプラスにしたいのでただただ頑張るのみだなという風に思っています
――美羽役は怖かったという感情のなかには、作品のテーマ「托卵」であることにオファーを受けた時に迷いのようなお気持ちもあったのかなと思いました。
人間である以上やっぱり嫌われたくないですし。でも役だからといって断ち切るわけではなく生身の自分が、松本若菜が演じる美羽だったら…と思うと、だんだんそれでもいいかっていう風に思えるようになってきて。それで嫌われたら本望だ、じゃないですけど。でも嫌ですけどね(笑)。けれどそういう風に見えるんだったら、見てもらえるのだったら私もそれでまた一つ俳優として代表作になるなっていう風に思えましたし、これからどんな役が来るか分からないですけど、きっとこういう役ってもうないだろうなと思いましたので、一人の女性としてしっかり美羽を生きていこうと思います。
――『昼顔』『あなして』三部作ということや『西園寺さん』の反響もあり世間からの注目度も高い作品です。
高いですね…ありがたいことに1つ前に演じていた役(西園寺さん)