【開催中】『21世紀の美術 タグチ・アートコレクション展 アンディ・ウォーホルから奈良美智まで』【MiLuLu】
「タグチ・アートコレクション」とは?
「タグチ・アートコレクション」とは、実業家・田口弘氏により収集された国内有数の現代美術のコレクションのこと。400点を超える芸術作品を所有するコレクションから、世界で活躍する作家たちの作品を通して、現在の美術の動向が一望できます。
本展覧会ではそのコレクションの中から、2000年代に制作された作品を中心に、約70点にも及ぶ作品を紹介しています。性別、出身地、宗教や文化が異なる作家たちは、私たちと同一の現代社会の暮らしの中で生きています。しかし、その作品からは社会の側面をユーモアに映し出す鏡であり、知らない価値観を教えてくれる大切なツールでもあります。会場を構成している分類にならいながら、美術的背景とともに作品をご紹介します。
モダンとポップ ー 美術とは何か?ー
左)ジュリアン・オピー
街中で見るサインや標識のように簡略化された人物ですが、黒の輪郭線や小さく描かれた目によって表情を
的確に捉えられています。17〜18世紀の肖像画家による古典的な作品が重ねられています。
右)ヴィック・ムニーズ
マウリッツハイス美術館に所属されているヨハネス・フェルメール《デルフトの眺望》の裏面を忠実に再現した作品。