親友と呼べる人がいない…仲を深めるコミュニケーションって?
「親友と呼べる人がいないのではないか」と考え始めると誰でも不安を感じ、そこからは、どうしたら人と深い仲になれるのかという悩みが生じることがあります。
同じ悩みを抱える方は意外と多いのですが、皆さん「親友」という考えにとらわれ過ぎているようにも感じます。
「親友」という言葉を、あなたはどのように説明しますか。
「なんでも相談できて、楽しく笑いあえるような友達」「愛想笑いなどが不要な、気を使わなくてもいい相手」などでしょうか。
今回はこの親友像を元に、「コミュニケーションは本当に難しいもので、時に面倒になったり、嫌になったりすることもある」ということを前提として、親しい人とのコミュニケーションを見て行きましょう。
例えば自分が、「親友とは、何でも相談でき、楽しく笑い合える友達のことだ」と思っている場合、「そうじゃないと親友じゃない、友達じゃない」と思い込んでいる場合があります。
まずは「友達」には決まった定義や型などないというところから始めましょう。
自分も、あなたが出会う人も、この世にたった一人です。
どこにも代わりのいない二人の人間の間に生じる関係性、それはこの世にたった一つの貴重なものなので、他の人たちと比べる必要はまったくないのです。