L'ALGORITHME (アルゴリズム) 白金にあるカウンターのみのレストラン
明石からやって来たという真鯛。丁寧に2週間熟成されて、旨味が詰まっている状態で、皮はカリッと、そして身はフワッと。そして、添えられているズッキーニは、ひと皿目で体験した、あの熱さ。ピンポイントで刺さる熱さ。これは、中毒になりそうな熱さです。
そして、メイン不変のalgoritheme
ヒントはなし。お肉に違いないけど、何がでてくるのだろう?登場したのは、鳩。綺麗な赤い色。
内臓系のソース、なのに強すぎないのは、無花果のおかげ。モモはコンフィで、お肉が噛みしめる必要がある柔らかさで、この歯ごたえ好き、と思わずうなずいたひと皿でした。そして、インゲンで熱さの食べ納め。
デザート
「メロンピーカンナッツカブトムシ」とある。カブトムシ、は「仙禽かぶとむし」という日本酒を使っているから。現れたデザートは、メロン半個。メロンをくり抜いた器に、メロンの身とピーカンナッツの濃密なブラマンジェ。最後の最後まで、素材の素晴らしさを、「これでもか!」と思い知らされる美味しいフィニッシュでした。
ちょうど一年ほど前に誕生した L’ALGORITHME(アルゴリズム)