芸術の都パリで改めて知る、日本の伝統文化と歴史。【Nahoのおパリ文化回覧帳 vol.12】
セキュリティーを通って中へと入って行くと、天井から床一面まで、同じく赤の唐草模様で統一された空間が。唐草のマークってなんだか迷宮に入り込んだような不思議な錯覚を引き起こします。パリのど真ん中で、日本へタイムスリップしたような気分に。
エントランス入ってすぐ目の前には、プロジェクターによって風呂敷の歴史などが語られ、その横には友禅染めの美しい刺繍が施されたデコレーション用のちりめん風呂敷など、伝統的なものがいくつか飾られていました。
北野武さんや、香取慎吾さんがデザインした風呂敷も!
今回の企画には日仏の著名なアーティストが多数参加されていて、例えば日本からは、
北野武さん、タイトルは「オオボラ」。
解説によるとアンコウで、口の部分が大きく開かれているのは、風呂敷を開けた時のイメージから考案されたようです。このお魚の絵、なんともユニークで個人的に好きです!
蜷川実花さんの作品は、「桜」。
ご本人は桜がとても好きで、桜の写真集も出されていますよね。