「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!【vol.11 長野地獄谷野猿公苑 サバタケ缶&おさるの金太郎飴】
切り立った崖に囲まれ、源泉が絶えず湯気を上げている光景に、かつて人々はこの地を地獄谷と呼んでいたそう。標高850mに位置する地獄谷の冬は厳しく、1mを越える雪に覆われ、最低気温が-10℃を下回ることもしばしば。山深い場所にあるのと、冬はとても厳しい環境ということもあり、実際に行くのも一苦労です。
サルも厳しい寒さゆえに温泉に入るので、やはり真冬に行かないとサルの入浴シーンは見れないのです。私の周りにも実際に行ったことがある人はほとんどおらず。そんな過酷な場所なら、行ってみるしかない!と真冬の長野に向かいました。
どこまでも続く美しい雪景色を窓に写しながら電車はゆっくりと進んでいきます。あたたかい電車の中から眺める雪景色は贅沢にも感じます。
温泉に入るサルは1970年にアメリカの「LIFE」誌の表紙に掲載され、海外に報道されました。1998年の長野冬季オリンピックの際は選手、大会関係者、報道関係者等、世界中からの人々が大勢訪れ話題となり、広く世界中に知られました。
そんな世界中で話題の野猿公苑へは最寄駅の湯田中駅からバスに15分乗り、バス停からさらに山の中を約40分歩きます。