くらし情報『森山未來、映画『苦役列車』の主人公を絶妙な距離感で体現』

2012年7月3日 18:03

森山未來、映画『苦役列車』の主人公を絶妙な距離感で体現

人って、何かしら守るものがあって強くなる、とよく言われますが、貫多って何も持ってないんですよ。それでも、這いつくばっても堂々と立ってられる強さがある。あの逞しさに『ありがとう』と言いたいですね」。

特異な役でありながら、どこか観客が寄り添いたくなるのは、きっと森山のそんな心持ちによるところも大きいのだろう。「僕はいま、映画や舞台をやらせてもらうことで、なんとか自分を保てている部分があるけれど、もしこれがなかったら、いつだって貫多のようになる自信はあります(笑)。でも、どこかで、たとえどうなったって生きていける、とも思っている。貫多もそうなんですよ」。そう、『苦役列車』は、ふてぶてしくも、まぶしい生命力を感じさせる男の子の物語である。


『苦役列車』
7月14日(土)全国ロードショー

取材・文:相田冬二
写真:藪内 努(クラッカースタジオ)

ネイビーシャツ/STUDIOUS/STUDIOUS PRESSROOM/\12600
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