と自信を示すカーン。『きっと、うまくいく』で当時44歳にして大学生を好演し、「自分でも無理だと思ったが(笑)、出演作選びは、まず観客としてストーリーに惹かれるかが重要。そして、役者として新しいチャレンジができるか考える」とポリシーを語った。
一方、アーチャールヤ監督は「アーミルが素晴らしいのは、スター気取りせずに、チームワークを重んじてくれる点。周囲に苦労を見せず、どんな役でも演じきる才能には、改めて驚かされた」とカーンに最敬礼だ。また、日本映画への造詣も深く「好きな監督は黒澤明さん、三池崇史さん。それに北野武さんには監督、役者の両面で魅力を感じる。一番好きな日本映画は『用心棒』。
いつかインドでリメイクしたい」と熱弁していた。
本作は日活と東宝東和が共同設立した“アジア映画最強レーベル”『GOLDEN ASIA』の第2弾作品。インド映画として過去最大規模で全国公開される。
『チェイス!』
12月5日(金)TOHOシネマズみゆき座ほか全国ロードショー
取材・文・写真:内田 涼
『赤と白とロイヤルブルー』待望の続編決定 ニコラス・ガリツィン&テイラー・ザハール・ペレスが続投