2015年5月23日 19:15
M・ナイト・シャマラン「TVドラマに可能性感じる」
製作総指揮というポジションについては、「当初は脚本家や他の監督らに、どこまで委ねていいのか悩んだよ。自分が目指す作品のトーンを統一する難しさを経験した」。映像への強いこだわりでも知られるが、「映画と違ってTVドラマの場合、時間的な制約があって、入念なリハーサルができないこともある。でも、それが良かったよ。限られた時間のなかでグッと集中力が高まり、キャストたちとの関係性も密になった」と新たな環境に、刺激を受けた様子だ。
TVドラマで得た収穫は早速、9月に全米で公開される予定の監督最新作『The Visit』でも活かされており「非常にいい効果をもたらしていると思う。最近はファミリー層向けの作品が続いたが、久しぶりに得意なサスペンス映画に戻ることができた」と話した。『ウェイワード・パインズ 出口のない街』はFOXチャンネルで日本独占放送中。
6月26日(金)からデジタル配信が始まり、今秋にはDVDがリリースされる。
取材・文・写真:内田涼
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