しかしイングリッドは、そんな日常を幸せとしながらも「もう半分の自分は窒息寸前」と語る。そして後半、イングリッドの不倫が発覚し、世の中に衝撃を与える。それでも再び世間から受け入れられ「後悔は何もない」と話す彼女の表情には、“自分らしく”生きてきた強さがうかがえる。
本作でナレーションを務めたのは『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデル。また音楽は『髪結いの亭主』『ピアノ・レッスン』などの映画音楽を手掛けてきた巨匠マイケル・ナイマンが担当しており、今をときめく女優のナレーションと、イングリッドの人生に寄り添うような楽曲とともに、彼女の凛とした“強さ”に魅了される作品になっているようだ。
『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』
8月27日(土)より全国ロードショー
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