東北復興支援の花火大会・発起人「震災を絶対に風化させない」と今年開催への想いを語る
この瞬間、“やってよかったなぁ”と。ほんの少しですけど、東北に勇気と希望を届けられたのではないかと思っています」
その昨年を経た今年は“東日本大震災を絶対に風化させない”が重要なテーマ。高田氏は「東京にいると震災の記憶が薄れつつある気がします。でも、東北はまだ復興の道半ば。いまだに多くの人が苦境の中にいることに思いを馳せる機会になればと。昨年より各町も受け入れ体制が整ってきているので、ぜひ現地を訪れ、地元の人と交流をもって、各会場で一緒に花火を観てください」と語る。
8月11日に先立ち、7月7日(土)からドキュメンタリー映画『LIGHT UP NIPPON日本を照らした奇跡の花火』が劇場公開となる。ナレーションを女優の黒木瞳が担当し、音楽を坂本龍一が務めたこの作品は、まさに昨年、高田氏のたどった花火大会開催実現の軌跡の一部始終が収められている。
この映画の収益は今年開催される花火代になるので、映画を観ることでも支援に繋がるとのこと。また、映画の公開にあわせて、7月7日(土)、8日(日)に、六本木・東京ミッドタウンにて「LIGHT UP NIPPON 七夕まつり」が開催予定だ。
「この機会を通して、『LIGHT UP NIPPON』の活動をもっと皆さんに知っていただきたいです。