くらし情報『東北復興支援の花火大会・発起人「震災を絶対に風化させない」と今年開催への想いを語る』

2012年7月6日 18:00

東北復興支援の花火大会・発起人「震災を絶対に風化させない」と今年開催への想いを語る

東北復興支援の花火大会・発起人「震災を絶対に風化させない」と今年開催への想いを語る
昨年の夏、2011年8月11日夜7時、被災地10か所で同時開催された「LIGHT UP NIPPON」。“東北を、日本を、花火で、元気に”をスローガンに実施された本花火大会が、今年も同日同時刻に開催される。

「LIGHT UP NIPPON 2012」の詳細

震災からわずか5か月で実現した、昨年のこの花火大会のはじまりは都内在住の会社員、高田佳岳氏の呼びかけだった。東京湾花火大会の中止で、使用するはずだった花火が宙に浮いていることを知った彼は、その花火を使った追悼花火大会の実施を、震災で被害を受けた東北の町や市に打診。“東北に元気を”との思いで実現に奔走したという。「時期尚早と思いましたがいてもたってもいられず、4月10日には東北各地を訪れ、観光課の方などに話しをしてみました。そうしたら意外にも“やろう”と言ってくれる方が多くて。その言葉に勇気づけられ実現に向けて一気に動き出しました」

想いは見事に結実。
震災で亡くなった人の追悼と鎮魂の思いを胸に、彼をはじめとする有志と地元の人々の心がひとつになって開催された花火大会は、被災地で生きる4万2000の人々が訪れた。「花火がパッと咲いた瞬間、周囲にいた子供たちが笑顔で花火の上がった方向に駆け寄っていったんです。

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