くらし情報『ウエンツ瑛士らの繊細な演技で普遍的なテーマを描く』

ウエンツ瑛士らの繊細な演技で普遍的なテーマを描く

ウエンツ瑛士らの繊細な演技で普遍的なテーマを描く
小説『グレート・ギャツビー』で知られる作家スコット・フィッツジェラルドと妻ゼルダを新しい視点で描いたミュージカル、『スコット&ゼルダ』が東京・天王洲銀河劇場で開幕中だ。時代の寵児となりながら破滅へとたどるスコットにウエンツ瑛士が、彼と共に時代のアイコンとなるも、非業の死を遂げるゼルダには実力派の濱田めぐみが扮し、華やかな歌とダンス、さらに緊張感漂う芝居で見応えのある舞台となっている。

ミュージカル『スコット&ゼルダ』チケット情報

1948年のアメリカ。ゴシップ作家のベン(山西惇)は、入院患者のゼルダ(濱田)を取材するため、ある精神病院を訪れる。ゼルダの夫スコット・フィッツジェラルド(ウエンツ)は1920年代に人気作家となり、夫妻の豪遊と奇行の数々は世間を賑わせた。あれから20余年。スコット亡き今、ベンはゼルダから裏話を聞いてひともうけしようともくろんでいたのだ。だがゼルダが当時の様子ーー華やかな生活とスコットとの確執の両方を生き生きと語るに従い、ベンの心情は次第に変化してゆく。
スコットとゼルダの真実の姿とは、いったい何だったのか……。

ウエンツは連続する濱田とのデュエットソングでも伸びのある歌声を聞かせ、ミュージカル出演2作目とは思えない出来。

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