くらし情報『観客大満足! 何度も観たくなる家族の物語『ツインズ』』

観客大満足! 何度も観たくなる家族の物語『ツインズ』

と長塚圭史さんが記者会見で語っているように、自信作となったようです。

ストーリーはというと、海辺で仲良く暮らす一家の日常が描かれているのですが、東京から次男が帰省したことから、少しずつこの家族のおかしい“何か”が明らかになっていきます。観る者は瞬きする暇もないほどに、家族の行く末をじっと見守ることしかできなくなります。

観劇した方の感想を見てみると、「登場人物の言動、行動は常軌を逸しています。普通の感覚では共感できないことも多い」や、「家族と他人、暴力とエロ、生と死、自殺と他殺、これらはすべて白昼夢なのか、現実なのか」など、今回もなかなかの問題作のよう。長塚作品を多く観劇している通の方は、「長塚作品の新しいスタイルとして評価できる作品だとおもいます」と大満足でした。「また観て、掘り下げて理解したい舞台でした」という難解な内容がクセになるという意見も多く、1度ならず数回観劇に行くという方も多いようです。主演の古田新太さんを筆頭に、多部未華子さん、りょうさん、吉田鋼太郎さんらのテレビでは決して観られない狂気の演技もみどころです。
パルコ劇場では12月30日(水)まで。年明けからは全国各地を回ります。

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