白熱レクチャーが明かす『ラ・ボエーム』の音楽の魅力
それが音楽にも表れている点に注目して、本番も聴いていただきたいですね」(加羽沢)「歌手の良し悪しやビジュアルだけではなく、音も楽しんでいただきたい。この作品は、神様や王侯貴族ではなく、貧しい若者達の物語ですし、テンポ感含め、今の人達にも共感していただける世界だと思います」(園田)
なお、この公演はバリトン歌手の宮本益光が書き下ろす日本語訳詞での上演。日本語での歌により、作品世界が一層リアルに鮮やかに広がることも期待される。
公演は6月18日(日)、24日(土)日生劇場にて。
取材・文:高橋彩子