くらし情報『『豊饒の海』稽古場に潜入。身体と言葉で紡がれる幻想的な世界』

『豊饒の海』稽古場に潜入。身体と言葉で紡がれる幻想的な世界

それだけに、今回の舞台美術は、下手側に通路のついた、能舞台を思わせるものとなっている。聡子が手折る草花や清顕が手にする木の枝を演者がその場で差し出すなどの演出にも、能に通じる部分がありそうだ。夢の場面などで繰り広げられる舞踊的な黙劇も見どころとなるだろう。

身体と言葉で幻想的に紡がれる舞台『豊饒の海』。その生々流転のドラマから、目が離せそうにない。公演は11月3日(土・祝)より、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて。

取材・文:高橋彩子
この記事もおすすめ

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.