』など、南座や祇園を舞台にした演目も登場する。
今年の総をどりの着物は、67年前に南座で開催された総をどり衣裳を現代版にアレンジした復刻版で、文様の雪輪のまわりにおめでたいことの兆しとして現れる瑞雲や松竹梅、桜や紅葉などの草花を配置。帯も毎年、異なる模様で、今年は新天皇ご即位に祝賀の意を込めて「小槌に分銅」とおめでたい絵柄に。総勢16名で魅せる総をどり。そろいの着物でずらりと舞台に並ぶ様は壮観だ。また、今年は来場者全員に芸妓・舞妓の写真が掲載された「写真帳」もプレゼント。
「都をどり」は京都・南座にて4月1日(月)~27日(土)まで上演。チケット発売中。
取材・文:岩本和子