くらし情報『京都の春の風物詩「都をどり」が67年ぶりに南座で』

2019年4月1日 11:30

京都の春の風物詩「都をどり」が67年ぶりに南座で

都をどり

都をどり


京都最大の花街、祇園甲部の芸妓と舞妓が新作の舞を披露する「都をどり」。明治5年の創始以来、今年で147年目。京都の春を告げる風物詩だ。現在、祇園甲部歌舞練場が耐震対策による休館中のため、今年は67年ぶりに京都・南座で上演することに。『御代始歌舞伎彩(みよはじめかぶきのいろどり)』と題して、全8景仕立てで贈る。

「南座新開場記念 都をどり」チケット情報

今年は新天皇ご即位を寿ぎ、『御代始歌舞伎彩』という題名に。後白河院の御所に集う白拍子や遊女など女性芸能者たちの歌舞を描いた第3景『法住寺殿今様合(ほうじゅうじどのいまようあわせ)』、桂離宮を舞台に美しい秋の風情を表現した第6景『桂離宮紅葉狩(かつらりきゅうもみじがり)』、そして門跡寺院である桜を背景に、全員登場して華やかなフィナーレを繰り広げる第8景『大覚寺桜比(だいかくじさくらくらべ)』と、京都が天皇や皇室にゆかりの地であるということを改めて感じられる演目が揃う。

また、出雲阿国と名古屋山三の斬新な舞を見せる第4景『四条河原阿国舞(しじょうがわらおくにのまい)』や、南座付近のお茶屋の座敷で繰り広げられるしっとりした舞を披露する第7景『祇園茶屋雪景色(ぎおんちゃやのゆきげしき)

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