羽野晶紀、QUEENの名盤で綴るNODA・MAP新作に出演
当時気づけなかったことに気づけたり、周りにまで目が届くようになっていて。俳優にとって年齢を重ねることは、めちゃくちゃ面白くなるってことなんだと実感しました。20年ぶりにNODA・MAPに戻ってこられるのも夢のよう。今の自分がどんなことを感じるのか、ワクワクしています」。
20代でジュリエットを演じた経験のある羽野だが、取材の時点では配役は未定。「多分、ジュリエットがすずちゃんで、その後のジュリエットがたかちゃん(松たか子)かな。後の人たちは何をさせられるのか全然分からないです(笑)」。そういえば、と過去3回の出演時も野田からは、「すごく良い話でピッタリな役があるんだよ」と軽い感じのオファーだったことを思い出した。
「それで嫌な思いをしたこともないですし、毎回やって良かったなと思うので、今回も信頼しきってます」。
学生時代に夢中で聴いたQUEENの楽曲が使われることも、出演を後押しした。「同世代の方はみんな好きですし、いま中高生になる私の子供たちもQUEENが大好き。なので、若い方にも観てほしい。大阪は劇団活動をしていた故郷でもあり、やっぱり特別感があります。久しぶりに大阪の舞台に立つので、当時のお客様の顔も拝見できればいいなと思います」。