私たちが若手ブランドに求める本当に必要な支援の話《水曜のケセラセラ》
、松屋銀座 (5/31〜6/5 )で行われるポップアップストアで販売される17 SSのアイテムを中心に演出しています。どうも“buy now”だと語感が強すぎて衝動買いのイメージがあるので、「ここでみて、そこで買ってね」という言い方はブランドからの優しさを感じました。SNSでもしっかり露出していて、見てから買える期間が長いのも良いですね。
実際に見て触って買える機会がいかに重要か、売り上げを見ないとなんとも言えないかもしれませんが、「ショー凄かったね」「あのブランドめっちゃいい」という声を盗み聞きできたという事実は、少なくともこうしたリアルイベントがブランドの認知に繋がっているのだということ。そしてその見て触れた体験が、お客さんの日常に落としこまれるかはブランドのクリエーションだったりPRの力量によるのですが、まずはその体験ができる場所を提供してほしいというのが、いち消費者の願いでもあります。偉そうなことを書いてしまいましたが、素敵なブランドは有名無名に関わらず多くの人に着て欲しいので、ちょっとばかり大口叩かせてください。
text. Azu Satoh
アンブッシュ2025年春夏コレクション - 美大生から着想、成長のナイーブさと成熟を描く