星に追いつけない願い事、七夕の話《水曜のケセラセラ》
こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第14回目になりました。前回は伝説のストリートフォトグラファー、ビル・カニンガムのお話。今回はゆるーく、七夕に願いを。明日は7月7日。織姫と彦星が一年に一度だけ会うことを許される日です。ベガとアルタイル。七夕のお話って、なんだっけ。
織物、農業、それぞれのお仕事ほっぽらかしてラブラブしてた二人を見てパパが激おこ、「仕事せーい!ばかちーん!」と二人を引き離す、二人わんわん泣いて仕事どころじゃない、仕方ないから一年に一度だけ二人が会うのを許す、みたいな、話だったっけ。どうしようもない二人の話だ!☆☆先日、友人と訪れた小さなバーに七夕用の笹が置いてありました。もうそんな季節なのねと話していたところ、気立ての良い女主人に誘われ願い事を書くことに。きっと中学生ぶりの短冊です。しかし、筆が進まない。いざ願い事を書こうと思っても、何も出てこないのです。神社で願い事をするとき頭の中でぼんやりと呟くのとは違って、決められたスペースに収まるよう文章で表現する。改めてその難しさを痛感しました。
「瞬時に消える流れ星に願い事を言えるのは、そのことを常に考えているくらい、願い事に対する想いが強いから」