いちいち否定されたら萎縮しちゃって何もできなくなってしまう。
楽しくない、幸せな気分になれない相手と一緒にいる意味ってありますか?
そうしてマキは、パートナーとの関係の築き方を模索していきます。
そうそう、問題はきちんと相手と向き合わないといけません。知恵袋に相談するのもいいけど、そこで自分の思いを告げられるなら、パートナーにだって言えるはず。
で、全然話を聞いてくれないならおひとりさまを選べばいいんです。
それから、「セックスについてフラットに語ること」と「セックスにだらしがないこと」はまったくの別物です。
頭が妄想にまみれたおっさんたちは、女が性について語ると、とたんにセクハラしてきたりしますが、こういう勘違いも、性に対して向き合ってこなかったことから起きるのでしょう。
作品では繰り返し、性について語ることのメリットと必要性、セックスを楽しむこととだらしない関係でいることは別物だ、ということが語られます。
なかなか誤解なく伝えるのが難しそうなテーマだけど、結婚するお友達に教科書としてプレゼントするとかはどうですかね。「イケメンが都合のいいことだけしてくれる」少女漫画とは違い、なかなか考えさせられます。