くらし情報『「若者の仮住まい」から「終の棲家」まで。多様化するおひとりさまのシェアハウス』

「若者の仮住まい」から「終の棲家」まで。多様化するおひとりさまのシェアハウス

というイメージが払拭されてきたのでしょう。

今、都市部では次々とシェアハウスが作られています。古い独身寮や空室率の高い賃貸がシェアハウスへとリノベーションされています。こうしてある程度飽和状態になったら、次は差別化が始まるでしょう。

女性のみの物件はいくつもありますし、最近では、ペット可のシェアハウスができたと聞きます。近い将来、ユニバーサルデザインが施された物件やシングルマザー専門、LGBTなど、さまざまな特色を持つシェアハウスできていくでしょう。老人ホームとの境目がないような物件もできてくるかもしれません。

ひとりだけど、ひとりじゃない。
ひとりの不便さを払拭して、美味しいとこだけをいただける。苦しいとき、辛いときにはラウンジに行けば誰かがいる。
シェアハウスは「若者の仮住まい」から「終の棲家」まで、さまざまな形に多様化していくことでしょう。

こうした環境を利用して、より楽しいおひとりさまライフを過ごせたら、と思います。

Text/和久井香菜子

特集「おひとりさまのあたらしい住処」もあわせてご覧ください!
・なぜ“誰かがいる空間” で暮らしたいのか?/東京大学・松村秀一教授
・「ひとり」と「ふたり」と「みんなで」を、行ったり来たりする人生が理想
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