集団で目標達成が苦手なわたしが「ひとり遊びの天才」になった理由
ひとり遊びに天才的だ
私は、ひとりでいる時間が好きだ。誰にも左右されず、自分のためだけに時間を使えるだなんて、なんて贅沢なんだろう、と思う。友達と一緒に遊んだり、お酒を飲んだりする時間も大切だけれど、ひとりで趣味に没頭する時間や1週間くらい誰にも会わずになんとなく寂しさを感じる時間が、自分にとってはかけがえのないものだった。
ひとりでいることを選んできた訳ではなく、気が付いたらこうなっていた。昔から、集団行動が苦手だったし、クラスや何か団体に馴染むフリはできても、心の中で常に焦っていた。
なんでだろう。集団の中にいると落ち着けないのだ。大勢の中にいるのが怖いというか、よくも知らない人に囲まれる自分に違和感を覚えるというか。
とにかく、苦手だった。
私がひとりで行動してもさほど気にならない性格の基盤は、もうこの頃から出来上がっていたように思う。基本的に、「人の顔色を伺って、合わせたり気を遣ったりするくらいなら、一人で過ごしている方がいいかなあ」という考えを持っている。だって、学生時代の友達にどう思われようが、3年くらいで終わりだし。そもそも、性格が合うような人もなかなか見つけられなかったし。