私たちには時間がない!「誰かを誘いたい」のに気が引ける理由
思い付いたように、ふと感じることがある。
「このままでは、絶対に駄目だ! ひとりで死んでいくことになるかもしれない」という確信みたいな思いが、だんだんと焦りに変わっていく。
しかし、単純な性格をしているからなのか、眠りについて、夜が明ければ、そんなどうしようもない焦りが頭の中からサッと消え、いつも通り生活に戻っていく。
相変わらず一人でいても平気で、全然寂しいとも思わなくて、「ずっと一人でいても寂しいとすら思わないのは、やっぱり駄目なんじゃないか? 自分は、何か感情が欠けているのでは…?」「でも、寂しいと思えるようになるには、何から始めればいいんだ…」と、考えが頭の中を巡る。
この行きつく先のない焦りは、もう一種の病気みたいなもので、昔からずっと感じている。どうしようもない。多分、今後も私の中で戦っていかなければならない感情のひとつなんだと思う。
限られた時間の中で、
誰かを犠牲にするなんてできない
もうひとつは、「これは、誰かと共有した方が一人よりもずっと楽しいんじゃないか!?」と思い付いた時。
この場合が、なかなか厄介なんじゃないかと最近になってから余計に考えるようになった。
誰かと共有しても楽しいかもしれないことのひとつとして挙げられるのが、旅行だ。