漆喰、無垢材…素材からスイッチまでこだわった美しい家【住まいの設計】
正面の壁一面は収納で、「子どもの遊び道具など、不意の来客のときにすぐにしまえる場所があるのは助かります」と妻。
対してダイニングの床は温もりを感じるフローリングに。
開口を高い位置にぐるりと配しているおかげで、周囲の視線が気にならない落ち着いた空間です。
■ 温泉気分が味わえるこだわりのバスルーム
地上3階建てのH邸は、1階がRC造、3階が木造、その間を鉄骨造の2階がつなぐ贅沢な構造。
外から見ても特徴的な2階のガラスの帯は、耐力壁のない鉄骨造だからこそ実現したデザインです。
玄関の階に夫希望のAVルーム、半階上がった2階にLDK、そして最上階の3階に水まわりや個室といったプライベートな空間を配置しています。
3階は中央の階段を境に、親子の空間がゆるやかにゾーニングされるプラン。
浴室は、「温泉気分が味わえるように」と坪庭が見える大きな開口をデザインしました。
洗面ボウルは、二人並んで使える幅の広いタイプをセレクトしています。
「浅いのに水跳ねが少なくて、使いやすいです」(妻)
■ ディテールまでこだわったデザインと素材美
室内の素材使いにも、夫妻のこだわりが光ります。