くらし情報『安心感と好きなインテリアを両立させた二世帯住宅【住まいの設計】』

安心感と好きなインテリアを両立させた二世帯住宅【住まいの設計】

近くには緑豊かな公園もある、東京都中野区の閑静な住宅街に位置するM邸。

Mさんが19年前に建て替えた実家を、夫の母と同居するためにさらに二世帯住宅として工事費2,300万円(外装工事費・設計料・消費税含まず)でリノベーションしました。

二世帯住宅の難しい点のひとつが、同じ家族でも年代が違えば個性もニーズも違うため、ある程度の譲り合いが必要になることではないでしょうか。

しかしM邸は、両世帯ともに満足度の高いリノベーションになりました。

Mさん邸


設計・施工は、雑誌で見た事例が希望する雰囲気に近かったというフィールドガレージに依頼。

打ち合わせでは写真を見せてイメージを伝え、お任せにした部分も多かったそうです。

■ ゾーンを分けながらも、互いの様子が分かる程よい距離感

リノベーションにあたって、まず考えたのは世帯のゾーン分けです。

80歳を超える母のための居住スペースは、できるだけ負担が少なくなるよう1階東側にまとめることにしました。


一方のMさん世帯は、夫婦と高校生の長男の3人家族。リビングと2つの個室があった2階を再構築することで住み分けをはかりました。

Mさん邸


玄関も世帯別に設けています。

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