ハッカ油のふるさと「北見ハッカ記念館・蒸溜館」へ行ってきました
■ パッケージ、運搬用木箱、容器、今見ても洗練されたデザイン
ハッカ油の貴重さ、レトロな建物の魅力もさることながら印象的だったのは、製造されたハッカを入れる容器やパッケージのデザインの美しさ。
時代を経てもカッコいいなと思うものばかりです!
■ できたてのハッカ油の香りを楽しめる「北見薄荷蒸溜館」
記念館敷地内には「北見薄荷蒸溜館」もあります。
山小屋のような建物に入ると館内いっぱいにハッカの香りが立ちこめています。
こちらでは毎日2回、ハッカの蒸溜実演が行われています。
画像の壁面いっぱいに積み上げられた干し草は、ハッカの草を乾燥させたもの。
北見市内のハッカ農家で育てられた地元産のハッカで蒸溜実演が行われます。
今は地元でもハッカ農家がほとんどいないため、大変貴重なものです。
蒸溜に使われるハッカの葉を手に取り、香りを嗅いでみることができますよ。
そのままではあまり香りませんが、ハッカを握りつぶすとたちまち香りが上がってきます。
実演で使っている縮小版の機器を見ると、ハッカ油が出来るまでの工程が良くわかります。
ハッカを蒸して上がった水蒸気を冷やすと出来る黄色の「取卸油」