くらし情報『楽観的な方が片付け習慣が身につく!心理学を応用した片付け習慣・その9』

楽観的な方が片付け習慣が身につく!心理学を応用した片付け習慣・その9

押せば不快な音楽を止められるのに、押そうとしなかった。

これが、マーティン・セリグマンによる「学習性無気力」という理論を実証した実験です。

■ 全員がボタンを押さなかった……わけではない!

ところが、Bグループの被験者のうち2日目にもボタンを押した人もいました。
スイッチ

0120 / PIXTA(ピクスタ)

話を聞いて分析してみると、「挫折は一時的なもので、いずれ克服できる」という楽観主義的な傾向が強かったそうです。

割合としては3分の1程度とのことなので、「意外と多いな」という印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんね。

「私はボタンを押さない方だろうな……楽観主義者とは違う」と思っても、悲観するのは早すぎます。

誰でも楽観主義的な考え方を身につけられる、簡単な方法があります。

■ 片付け習慣を身につけたいなら覚えておきたい、「楽観主義的」な考え方とは?

片付けは毎日できれば理想ですが、普通に生活していればできない日も当然でてきます。


そんな時は「今日できなかった」と落ち込むのではなく、「次にできるまでに何日かかるか」に目を向けてみましょう。

例えば、忙しくて10日間片付けができなかったとしましょう。

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