くらし情報『目標設定を間違えると片付けられない!? 心理学を応用した片付け習慣・その7』

目標設定を間違えると片付けられない!? 心理学を応用した片付け習慣・その7

と言うと、とてつもなく困難な作業に思えます。
マラソン

imacoconut / PIXTA(ピクスタ)

しかし、こう言い換えてみるとどうでしょう?

「普通の速度で24時間歩く」

人の歩行速度は平均で時速4〜5km程度。

つまりこれは、計算してみるとほぼ同じことを言っています(24時間×5km=120km)。

ウォーキング

Kazpon / PIXTA(ピクスタ)

つまり、休憩時間を考慮しても実は小走り程度で十分クリアできる目標なのです。

丸1日寝ずに歩くのは確かに大変ですが、「平均で1時間に5キロ歩けばゴール」と考えてみれば自分でも実践できそうな気がしてきませんか?

これが、目標を小分けにした時の効果です。

■ 意欲が湧きやすくなる「スモールゴール」とは

片付けも同様で、「この部屋を見違えるように綺麗にしよう!」というよりも「まずはテレビボードの周辺を整頓しよう」という方が達成意欲が湧いてきます。

このように小分けにされた目標は「スモールゴール」と呼ばれています。

先の例で言えば、人によっては「テレビボード周辺」というのも少し大きすぎるかもしれません。
テレビ台

kouchan / PIXTA(ピクスタ)

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