動線と収納に工夫が光る!家事が楽しくなるキッチン【住まいの設計】
三重県・鈴鹿市内にお住まいの早川さん夫妻の家づくりのテーマは、「毎日の家事が楽しくなる家」。
住まいの主役は、窓の外に豊かな緑を眺めるLDKです。
■ 借景の緑を堪能する、気持ちのいいL字型のLDK
リビングに入ると、目の前に木のキッチンとダイニング、畳スペースがL字に広がる早川邸。
「仕事から帰って、ドアを開けたときのこの眺めがお気に入り。好きなものに囲まれた空間にホッとします」と夫。
敷地南西側の借景を楽しめるよう、くつろぎの場であるLDKと畳スペースをL字型にレイアウト。
左側の黒い平屋部分が畳スペース、1階の中央がLDK、右側の突き出た部分がサンルームです。
光と風、緑を効果的に取り込めるよう窓の配置も工夫しています。
サンルームからL字のデッキ越しにダイニングが見えます。
LDKの中心はオリジナルのこだわりキッチン。庭の先の借景の緑まで見渡す特等席です。
ダイニングはキッチンの向かいではなく横に配置。回り込む必要がないため、配膳や片付けもスムーズです。
キッチンからダイニングにかけて壁一面に収納をデザインし、一角にPCコーナーを設けました。
「視界が抜けて心地よいので、ダイニングで過ごす時間も長くなりました」