動線と収納に工夫が光る!家事が楽しくなるキッチン【住まいの設計】
と妻。
朝食は、窓に向かって二人で並んで食べることが多いそう。
■ 動線と収納計画に工夫が光る!家事が楽しくなるキッチン
デザインとともにこだわったのが、自分たちの暮らしに合う機能的な家事動線と収納計画です。
キッチン背後にある造り付けのパントリーやキャビネット、キッチン本体の収納は、普段の家事の流れと収めるものに合わせて設計しました。
「キッチンから手の届く範囲に必要なものが揃い、動線に無駄がないんです」と妻。
キッチンの背後は、冷蔵庫やパントリーの扉を開けていてもふたりがすれ違える余裕の広さ。
食器は奥まで取り出しやすい引き出し式、食品は中身全体を見渡せる開き戸にと、収納するものに合わせて使い勝手がよいように収納を計画しました。
ブレンダーや電気ケトルなど、キッチンで意外と活躍するコンセントも絶妙な位置に配置。
ゴミ出しなどに使う勝手口は、風の通り道にも。
キッチンの背後にある吊り戸棚の一角にはエアコンを組み込み、扉で目隠しできるようになっています。
勝手口横のパイプスペースの出っ張りを生かし、天井まである棚を設置しました。
レシピ本やコースターなどがすぐに取り出せるよう、扉のないオープン収納にしています。