希望は「トンネルのようなワンルーム」。光と風が通り抜けるLDKに!【住まいの設計】
間仕切りがないため、光が奥まで届いています。
そう言われると、トンネルっぽく見えないこともない?
キッチン脇の造り付けの収納は、どうしても撤去できなかった構造壁を利用して設けました。
“トンネル感”を邪魔するものとして、夫としては唯一の心残りだとか。
家具のデザインも手掛ける夫。ダイニングの椅子が一つひとつ違うのは、いろいろな椅子の座り心地を試したかったからとのこと。
料理好きな妻は、当初ダイニングに向いたカウンターキッチンを希望していましたが、建物の横幅が足りず断念。
結果、窓側にコンロ、背面にシンクを置いた大きなキッチンになりましたが「友人が遊びに来たときは、みんなでキッチンに立てて便利です」と妻。
水回りは1階に集約。シンプルな洗面台はオリジナルで、今城さんが水回りのデザインによく使用しているスモーキーなグレーのタイルが気に入り、キッチンと洗面に使っています。
■ 2階はプライベートスペース。
子ども部屋はドアを増設して2部屋に
キッチン脇の階段を上がって2階へ。オープンな1階と違い、2階は完全なプライベートスペースです。
子ども部屋はいつでも2つに仕切れるよう壁だけを立てていましたが、双子の娘たちが中学生になり、つい最近ドアをつけて個室にしたばかりだそう。