快適さのカギは結局「窓」!断熱セミナーに参加して分かったこと
先日、「個人向け不動産コンサルティングサービス」 のパイオニアであるさくら事務所さん主催の断熱に関するセミナーに参加したのですが、断熱と断熱材の大切さについて前回はご説明しました。
今回は室内を夏の暑さ(冬の寒さ)から守るため、具体的にどのような方法があるかということについて、セミナーの内容に沿ってご説明します。
■ 窓からの熱の流出入を抑えることが大切
freeangle / PIXTA(ピクスタ)
住まいの省エネを進めるためには夏の暑さや冬の寒さから室内を守ることが必要ですが、その際に大切なのが窓からの熱の流出入を抑えるということです。
最近の住宅は断熱が進んでいますが、窓だけは断熱が施されておらず、いくら冷房で室内を冷やしていても外気の高い温度が窓を通って室内に侵入してきます。
温度というものは高いところから低いところに流れていきますが、ガラスは熱伝導がよいため夏場は何と外気の熱の74%が室内に侵入し、冬場は室内の熱の52%が外気に流れてしまっているといいます。
そのためここを何とかすれば室内の温度は大きく変わってきます。
■ とにかく窓から日差しを入れない!
室外の高い温度を室内に流入させないために大切なことは、「とにかく窓から日差しを入れない」