「掘り出し物件」はどう探す?自分にとっての「掘り出し物件」を見つける方法3つ
昔から「不動産には掘り出し物がない」といわれます。でも、本当に掘り出し物はないのでしょうか?
人によって、物件に求める条件や要件などのニーズは様々なので、その不動産を「掘り出し物」と感じるかどうかも人それぞれのはず。
不動産業界で約30年、さまざまなケースの不動産取引を見てきた筆者が、自分のニーズにピッタリで、さらには希少性があるような「自分にとっての掘り出し物件の探し方」を3つのポイントに分けて解説します!
■ 1・希望条件の「幅」を広げてみる
Onzon / PIXTA(ピクスタ)
例えば、分譲・賃貸にかかわらず、物件探しの優先順位1位を「間取や内外装がオシャレなデザインの家に住む!」ことにした場合を考えてみましょう。
現地見学前に物件の間取り図や写真などが手に入るならある程度の確認はできますが、壁紙や床材などの色合いや質感・雰囲気など、細部についてはやはり現地で実際に物件を確認しなければ分かりません。
「北向きだから」「少し駅から遠いから」「収納が少ないかも」など、ネガティブな面を気にしすぎてしまい、物件資料を見ただけで実際に見学に行かないと、一番優先しているオシャレな自分好みの物件を見逃してしまう可能性もあります。