クレーム多発!傷みやすい・故障しやすい住まいの設備3つ
毎日の暮らしのなかで当たり前に使っている住宅の設備ですが、そのなかでも使用頻度の高いものは傷みやすく、故障も多くなります。
今回は、賃貸住宅での設備故障で、実際に管理会社によせられるクレームや相談が多いもの3つと、その対処方法をご紹介します。
■ 1.入居者負担の場合がほとんど…水栓の「パッキン」トラブル
Ryozo / PIXTA(ピクスタ)
いくらきつく締めてもキッチンや洗面台の蛇口からポタポタと落ちる水滴。
これは、水栓の「パッキン」が摩耗しているサインです。
「すぐに管理会社へ連絡して直してもらわなければ!」と、慌てて電話をする人も多いと思います。
しかし、実は水道のパッキンは照明器具などと同様に消耗品のため、その修理・交換は入居者の負担となる場合がほとんどです。
管理会社に連絡しても、「自分で直してください」と言われたり、「業者を手配しますが費用は入居者の負担になります」といわれてしまいますのでご注意を!
パッキンはホームセンターなどで約150~300円位で購入できますし、交換方法もネットなどで詳細に解説されていますので自分で簡単に交換することができます。
ただし、その水栓がシングルレバー(蛇口の開閉や温度を1本のレバーで調節できるもの)