基準地価が27年ぶりに上昇!自宅の「地価」も上昇したのか調べる方法
9月18日、国土交通省は今年7月1日時点の基準地価を公表しました。
これによると、全用途平均の基準地価が平成3年以来、27年ぶりに下落から上昇に転じたとのこと。
そこで気になるのは、「我が家の地価も上昇したの?」ということではないでしょうか。
基準地価とは何なのか、そして、実際に「我が家の地価も上昇したのか」を調べてみましょう!
■ そもそも「基準地価」ってなに?
HAKU / PIXTA(ピクスタ)
基準地価とは、都道府県知事が毎年1回、7月1日時点における各都道府県の基準地について「正常価格」を公表しているもので、地価公示価格と同様に一般の土地取引の指標として活用されています。
では、「正常価格」とは一体どのようなものでしょうか?
国土交通省によると、正常価格とは「売り手・買い手双方に売り急ぎ、買い進み等の特殊な事情がない取引で成立すると認められる価格」としています。
しかし、基準地価が正常価格だとしても、「基準地価=実際の売買価格」とはなりません。
実際の土地売買にはほとんどの場合で個別の事情(転勤で早く買いたい・早く売りたいなど買主・売主当事者の事情、土地の特性による事情など)