間取りから学ぶ二世帯住宅の基本タイプ~特長と暮らし方のコツ
例えば、ある程度の広さがあり玄関が2つで水回りも独立していれば賃貸転用も可能になります。
数年先より、10年先、20年先まで予想して二世帯住宅を建てることをオススメします。
■ 知っておこう!二世帯住宅の基本タイプ
基本タイプは3つ。
分離型の独立タイプと一部共有の共用タイプ、同居に近いけど専用空間も充実させた融合タイプとなります。
独立タイプ
壁で仕切り、あるいは上下で分けて外階段をつけ、完全に生活空間を分離させたタイプ。
玄関をはじめ水回りや食事空間も別で、言わばマンションの隣同士に近いイメージです。
千和 / PIXTA(ピクスタ)
メリット
- 家族がすぐ近くにいる安心感を持ちつつ、プライバシーを保ちやすい
- 2世帯それぞれの生活時間のリズムや習慣を崩さず暮らしやすい
ここに注意!
壁や天井で完全に仕切り、玄関も設備も2軒分必要になるので、建築コストがアップ!
共有タイプ
玄関、浴室などの設備を一部共有しながら、お互いの生活ゾーンを分離させたタイプ。
同じ玄関を入り、1階に親世帯、内階段を上がった2階に子世帯が住むパターンが一般的
K.M.S.P. / PIXTA(ピクスタ)