間取りから学ぶ二世帯住宅の基本タイプ~特長と暮らし方のコツ
洗面室兼脱衣室に設けたベンチで、高齢の親も着替えがスムーズにできます!
玄関ホールから子世帯と親世帯が視界に。親世帯は引き戸とフィックス窓の設置で、出入りしやすく、見守りもしやすい
ポイント2. 庭のテラスは二世帯が出会う共有のリビング
親世帯はキッチンから、子世帯はリビングからそれぞれ出られるデッキと石張りのテラス。
二世帯が顔を合わせてくつろげる、庭と一体化した第2のリビングになっています。(設計/熊澤安子撮影/大槻夏路)
独立タイプ
家を挟む2つの接道を生かし、それぞれの玄関を建物の反対方向に設置。将来は賃貸への転用も可能!
高低差のある敷地に建てられた二世帯住宅です。
東西2方向の接道を利用し、玄関を世帯別に設置。1階を親世帯、2階を子世帯の完全分離型を実現。
子世帯南側のデッキは孫たちの遊び場になっていて、ここから1階の親世帯の気配を感じられ、声をかけられる仕組みになっています。
ポイント1. 仲はいいけれど玄関は別にして、適度な距離をキープ
親世帯は平らな西側道路、子世帯は高低差のある東側道路から外階段でアクセス、と振り分けて適度な距離をキープ。
将来的に賃貸への転用も可能なように、生活機能を完全に分離させた設計になっています。