くらし情報『「成長別」子育てしやすい間取りをママさん一級建築士が提案・前編』

「成長別」子育てしやすい間取りをママさん一級建築士が提案・前編

また学習スペースは、LDKの周囲など、両親の目が届くところに設ければ、家事や雑用の合間に、子どもの様子を見ることができます。

学習スペース・就寝スペースを子ども二人で使うことにより、思いやりや協調精神をはぐくみ、子どもの成長につながります。

工夫の一つとして、二段ベッドは、シングルベッドを2段に重ねたタイプの物を購入しましょう。

後で、子ども部屋を分けたときに、買い替える必要がなくなります。

同じ理由で、学習スペースに置く勉強机や椅子も、長く使えるよう、成長に合わせて高さが変えられるシンプルなものを選びましょう。大学生・社会人まで使えるものが、ベストです。

■ 3.「思春期~受験期」個室を与え、一室で勉強と就寝ができるように!

子育てしやすい間取り


小さな頃には両親のそばにいる時間が長かった子どもも、思春期になれば、それぞれのプライバシーに配慮しなくてはなりません。また受験に備えて、集中して勉強できる体制を整えてあげましょう。


兄弟姉妹それぞれの部屋に、机とベッドを整え、勉強と就寝を一室でできるようにしましょう。

工夫の一つとして、子ども部屋のカーテンは、派手なキャラクターなど、子どもっぽいデザインのものは避けた方が無難です。

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