「成長別」子育てしやすい間取りをママさん一級建築士が提案・後編
を使い、子ども達に収納方法などのルールを決めさせ、任せてみましょう。
和室は、間仕切り扉を開放し、リビング学習スペースとして使います。
LDKに隣接しているため、両親の目が良く届き、家事や雑用の合間に、子どもの様子を見ることができます。
和室に置く勉強机や椅子は、長く使えるよう、成長に合わせて高さが変えられるシンプルなものを選びましょう。これですと、大学生・社会人まで使えます。
和室には、勉強机のほかに本棚・収納などを置きます。
押入れが少しでも開いていたら、カラーボックスなどを置き、学校用品の収納場所として利用するのも良いでしょう。
右の間取りは、マンション購入から14年後、子どもたち二人が受験の時期です。
子どもが中学生・高校生の、思春期になれば、それぞれのプライバシーに配慮する時期です。また受験に備え、集中して勉強できる体制を整えてあげましょう。
いままで一緒に使っていた和室および洋室2を、兄弟姉妹それぞれにあたえます。机とベッド・チェストなどを移動し、勉強と就寝・収納などを一室で出来るようにしましょう。
この期間の注意点としては、住宅購入後、15年近くになっているので、住宅の補修・修繕時期に来ているということです。