「成長別」子育てしやすい間取りをママさん一級建築士が提案・後編
子どもたちが全員独立したため、子ども部屋であったすべての部屋がフリースペースとして使えるようになります。
書斎や趣味のお部屋にすることはもちろん、サロンや個人オフィスなどとして、お仕事をすることも可能です。
この間取りでは、長男が使用していた洋室2をご主人のオフィスとして、和室は奥様の趣味のお部屋として使っています。
また、住宅購入後、30年近くになっているので、マンションの場合は2回目の大規模修繕時期に来ています。
退職金などを計画的に使い、室内をシックにリフォームするなどをして気分を変えてみるのも良いですね。
いかがでしたか?
住まいを工夫し、適切なメンテナンスをすれば、子育てしやすいだけでなく、家族の成長や変化にも対応でき、いつまでも快適に暮らすことができます。
また、家を大切に使い続けることは、地球にも優しい、究極のエコにもなります。
子どもの成長・家族の変化にあわせた、子育てしやすい間取りの工夫、ぜひ取り組んでみてくださいね。
(しかまのりこ)
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