湘南エリア物件の落とし穴とは?海に近い家のメリット・デメリット
筆者はNHKの『ブラタモリ』が好きでよく見ています。先日の放送では「湘南」が取り上げられていました。
マンション会社に勤務していた時代に藤沢と茅ケ崎には何度も行っており、筆者にとって庭同然の場所です。
時間がゆっくりと流れる何とも不思議な魅力がある地域ですが、海に近いというのはメリットであると同時にデメリットでもあります。
今回は、海に近いエリアの物件についてのお話です。
■ 「駅〇分」より「海〇分」の方が大切な不思議なエリア
「湘南」がどこからどこまでを指すのかということについては諸説ありますが、不動産業界において「湘南」を積極的にアピールしているのは藤沢と茅ケ崎であるように思います。
この辺りでは東海道線と海岸の間に2kmくらいの距離があり、当然ながら海に近づけばその分だけ駅から遠くなって生活は不便になります。
それにもかかわらず海に近い場所に住むことは一種のステータスとなっており、「駅〇分」よりも「海〇分」が重視される何とも不思議なエリアでした。
■ 海に近い場所に住むメリット
駅から遠くなるにもかかわらず海の近くに住もうとするのはそれなりの理由があるからです。