2025年、マンションでは「2つの老い」が進行しているってどういうこと?
高齢化や人口減少が進行することにより、我が国では今後様々な問題が発生すると予想されており、その中には「空き家の大量発生」や「廃墟マンションの出現」といったマンションに関わってきた者にとって目を背けたくなるものも含まれています。
何か適切な解決策はないか、と「第2回団地マンションリノベーション総合展」で開催されたマンション管理についての講演会に先日参加し、思いがけない考え方に接することができました。
■ 団地マンションリノベーション総合展とは?
11月20日~22日に東京ビックサイトで開催された「Japan Home & Building Show2018」は住まいに関する建材・部材・設備・サービスが一堂に会する日本最大規模の専門展示会で、その中で「第2回団地マンションリノベーション総合展」も併せて開催されていました。
イベントでは講演会も開催されており、大手のマンション管理会社である大和ライフネクストの丸山肇氏による「高経年マンションのための将来設計」は、マンションで今後予想される危機を避けるために何が必要かを説いたものでした。
■ 2025年のマンションでは「2つの老い」