SIC、PS、DEN…って?間取り図にある知っておきたい記号・用語
みなさんは家の図面を見たことはありますか?
家の図面には、みなれない専門用語や記号・マークが多く、はじめて見る人にとってはとても難しいものです。
しかし、図面を読めないまま住宅を購入すると、思っていた家とは違うことに、入居してから気づくことになります。
今回は、これだけは知っておきたい「間取りの記号やマーク」についてのお話しです。
■ 扉(戸)のマークにも微妙な違いが!
この扇形マークは、門扉や玄関扉、勝手口の戸などを表しています。
pu- / PIXTA(ピクスタ)
また扇形の部分が、「どう扉が開くか」を表しています。
この扉の開き方を「開き勝手」といい、扉の右側が開く場合を「右開き」その反対を「左開き」といいます。
この「開き勝手」ですが、図面では「左開き(または右開き)」になっているのに、実際の建物では反対に扉が取り付けられている場合があります。
こちらの例では、契約図面では「左開き」でしたが、引き渡しを受けた建物では「右開き」になっていました。
「右開き」では、以下のような不便があります。
ポストの郵便を取るには、一度扉の外に出なくてはいけない扉を開けるとき、お客様など人にぶつかる家に入るとき、不便宅配便を受け取るとき、相手の顔を確認しながら扉を開けることができないもし、扉が間違って取り付けてあったら、建物のお引渡し前になおしてもらいましょう。